またKnowledge Zenith(KZ)の安イヤホンを購入しました。
初めて購入した中華イヤホンのKZ ATEに感動し、二台目のATE購入。塗装が剥げてきたため、ZS1、ZST、ATR、ZS3と立て続けに購入しています。カナル型はKZイヤホンばかりですね。個人的にそのくらいインパクトがあったのがKZ ATEでした。
- KZ ATE 購入(2015/8/8)の記事
ATR+スパイラルドットイヤピ、ZS3+ウレタンフォームイヤピ
KZ ATR
*JVC スパイラルドット使用での感想です
KZ ATRの音色は、空気穴の開いているATE(016N8M、ATE-Sなど出てくる以前の旧モデル)とよく似ていました。ATEは片側の穴が抜けていなかったので反対側と合うよう自分で加工している物のため、穴の大きさによって大きく変化する低域については精度面で比較しにくい部分はありますが、やや少なめになった印象を受けました。質感はよく似ており、硬く沈み込むタイプではなく、やや高いところでトントン、ポンポンと膨らむような音です。
中高域は、特に硬目で細かった高域がややマイルドになったかなという印象を受けました。色々調べてみたところ、ノズルのメッシュが金属から樹脂に、ドライバ裏面の金属パーツも省略されているようで、部材の変更の影響かもしれません。シェルの加工精度は上がっていますね。ノズルや空気穴がしっかりしています。
ボーカルの綺麗さ、滑らかさなどはそのままですし、上記の部分で多少変わったかな?という部分もありましたが、まとまりは良く、とても良い製品だと感じています。ATE同様好きな音です。最近のATEも聴いてみたくなりますね。
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大体なんでも綺麗に聴こえますけど。
KZ ZS3
*追記
*オーディオテクニカ ファインフィット使用での感想です
ファインフィットL(ER-CK50L)を購入してみました。
やはりシリコンの方がウレタンフォームよりも音が鮮明になり、膨らみもやや抑えられて聴きやすいですね。 耳穴への吸い付きの問題も、イヤピをステムに深挿し、イヤホンは耳に浅めに挿すことで気にならなくなったので普段使いもコチラにしようかと思います。
ちなみに、ファインフィットLの直径は13mm高さ11mmで、軸は段差のない締め付けで止めるタイプ。スパイラルドットLは直径14mm高さ9mm、軸は段差で引っ掛けて止めるタイプです。口径はスパイラルドットの方がかなり大きくなっています。
*ウレタンフォームイヤーピース使用での感想です 追記:現在はファインフィット使用です↑
まず、KZ ZS3はなぜウレタンフォームなのかところから。
ZS3はドライバ前面の空間に空気穴が開いていないため耳に吸い付いてしまい、これがどうしても気になりました。
ウレタンフォームだとそれがなくなること、また、ステムに段差がないため、いつものスパイラルドットが使用できないことが理由になります。
ウレタンフォームは特性上どうしても高域の硬さが取れてしまいますが、それでも快適なので現時点ではこちらにしています。
シェルは大きく何だかよくわからない形状ですが、フィット感が非常に良いです。対珠の裏側の空間にスッポリとはまり、耳側へ軽く押し付けられるので外れ難くなっています。
ケーブルはいつものリッツ線が透けて見えるタイプではなく、暗い青緑一色で見た目が綺麗ですね。他のイヤホンもこれにして欲しいくらいです。ただ、本体側数センチが針金入りのメモリーフォームタイプなので付け難さがあります。リケーブル構造は個人的には不要かな。
音色は、ドンシャリ寄りで元気です。 低域は、量が多く膨らみのある音で、心臓に来るほどではないですがATE ATRよりは多少沈み込みもあるかなという印象です。中域は、特にボーカルにフワッと膨らむような印象を受けます。高域はウレタンフォームイヤイの割りにしっかり聴こえてきます、というか、うーん、全体的にATRと似たキャラクターがあるような。バランスは全然違いますが、線の細い滑らかな高域やボーカルの鳴らし方に近い部分を感じますね。
ドンシャリバランスとフワッと広がる音色がZS3の特徴でしょうか。音色にはとても満足しています。(追記:この傾向はシリコンイヤピでも感じられます)でもメモリーケーブルはやめてほしい。
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ZS3はやっぱり低域かなということでこちら。極端な選曲かもしれませんが好きなので。
好みは...
好みはKZ ATE(016N8M)、KZ ATR、KZ ZS3、問屋DD(DN-80499)、KZ ZST(最初期ロット)、RP-HJE150、KZ ZS1(装着できない)の順ですかね。この価格帯は買いやすいので、必要ないのに購入してしまいます。
*ATEは何度もマイナーチェンジがあったようなので、現バージョンは印象が違うかもしれません。