2016/02/01

LIGHTNING RETURNS

LIGHTNING RETURNS:FINAL FANTASY XIII(Steam版)クリア。まさかのPC版FF13発売から、一年をかけて「ライトニングサーガ」三部作すべて終えました。


ライトニングさん少し綺麗になってる?

オープンワールド

FF13-1の一本道批判が相当堪えたのか、本作では(当時流行だった)オープンワールド風なシステムが採用されており、プレイヤーが自由にクエストを消化していけるようになっています。ただし、コレ、Bethesdaゲーとはずいぶん流れが違いますね。

自分の「ゆっくりその辺ぶらぶらする」というオープンワールドゲーの遊び方と、このゲームの核の部分である「時間制限」との相性がかなり悪く、ずっと急かされている様な感覚になります。実際遊んでみると時間に困ることはほぼないのですが、序盤は流れがわからないので、ゲーム内で時間制限の説明を受けた時点で頭の中では効率的なルート、つまり「一本道」を構築しだすという本末転倒な状態になりました。

もちろんプレイヤー各々色々な遊び方があるのは理解しているつもりですが、わざわざストーリードリブンと相性の悪いオープンワールドを採用しながら"自由な"一本道を作らせた意図が疑問でした。メインストーリーは悪くないと思いますし、これまで通り、作り手が見せる濃密な一本道の方が良かったのでは。

バトル

戦闘にはガードボタンやジャストタイミングなど、アクション要素が追加されました。が、開発者推奨のイージーで遊ぶとかなり簡単でした。アビリティのカスタマイズで戦略を考えるのは中々面白いと思います。バトルシーンもスピーディで操作感がよく爽快です。ただ、衣装固定アビリティは、能力的には使いたいけど見た目がアレな衣装もあるのでちょっと蛇足な気もしました。

エンディング

エンディングは凄い。そしておそろしく長い。大団円のエンディングはかなり良かったです。あのエンディングを見ると「FF13シリーズ良かった」と思えますね。そして、ライトニングさん出演のルイヴィトンのPVがちょっと違って見えてきます。面白いです。


2のカイアス、ユールはお気に入り

FF13-1、13-2、LRFFと合計100時間くらい掛けて三部作すべて遊びましたが、大ボリュームだけれどキャラがネガい13-1、ナイスキャラだけれど酷いラストの2、感動の大団円でも謎のオープンワールドのLRと、どの作品も一長一短で、一番のオススメを選ぶというのは中々難しいです。(*個人の感想です^o^)ただ、FF13-2までで止めているのは少し勿体無い気がするので、FF13-1だけ or 三部作すべて のどちらかがオススメです。個人的にはかなり満足なシリーズになりました。

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